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食の属国 日本
註釋

鈴木 宣弘 著

四六判 248ページ

価格1,600円+税

ISBN978-4-86251-583-4


★農を守ることこそ真の国防

★「農業基本法」改正化から読み解く

★緊急レポート「令和の米騒動」収載

「日本の農業は、世界で最も過保護である」と日本国民に長らく刷り込まれてきた。

だが、実体は全く逆である。

「世界で最もセーフティネットが欠如している」のが日本の農業なのである。

「対策はせずに疲弊させて、有事には罰金で脅して作らせればいい」わけがない。


目次


第一章 今、何が求められているのか

第二章 なぜ、自給率を重視せず「有事立法」なのか

第三章 今だけ、金だけ、自分だけの農業がもたらすもの

第四章 腰砕けの価格転嫁誘導策

第五章 多様な農業経営体からの後退

第六章 牛は水道の蛇口ではない

第七章 田んぼ「潰し」に750億円

第八章 種をいかに守っていくか

第九章 農を守ることこそ真の国防

緊急レポート 令和の米騒動


著者プロフィール


鈴木 宣弘(スズキ ノブヒロ)

東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授・名誉教授。1958年生まれ。三重県志摩市出身。東京大学農学部卒。

農林水産省に15年ほど勤務した後、学界へ転じる。

九州大学農学部助教授、九州大学大学院農学研究院教授などを経て、2006年9月から東京大学教授、2024年から現職。1998年〜2010年夏期はコーネル大学客員助教授、教授。

主な著書に『農業消滅〜農政の失敗がまねく国家存亡の危機』(平凡社新書、2021 年)、『食の戦争〜米国の罠に落ちる日本』(文春新書、2013 年)、『世界で最初に飢えるのは日本〜食の安全保障をどう守るか』(講談社、2022 年)などがある。