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黒源氏物語
註釋奇才が描く、黒き「光源氏」の物語。

「好きでもない女と結婚する。
それが公達として生きるということならば、
まるで死と同義だ...!!」


花と見紛うばかりの美しき皇子・光源氏。
幼き頃、母・桐壺の更衣に先立たれ、
臣下に落とされたその胸の内に宿る孤独を知る者はいない。
母の面影を追い、初めて恋い慕った藤壺の女御は、
父の妻であった。
当然ながら藤壺と添い遂げられることはなく、
光は左大臣の姫君・葵の上と...


---光源氏は、
果たして
本当に清く美しいだけの
貴公子だったのか?


千年語り継がれる歴史ロマンスを、
奇才・桜田雛が新たに紐解く。
美しくも黒き
「桜田源氏」の愛と陰謀を描いた、
超訳・源氏物語。


【編集担当からのおすすめ情報】
連載時の「花とみるらむ」を改題し、「黒源氏物語」としてお届けすることになりました。
誰もが知る「源氏物語」を、桜田先生が大胆に、そして美しく描かれている本作。
老若男女問わず、様々な方におすすめしたいです。