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寝取り返し
小玉二三
出版
スコラマガジン
主題
Literary Collections / Asian / Japanese
URL
http://books.google.com.hk/books?id=sKyaDwAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
EBook
SAMPLE
註釋
間壁継男は大学卒業後、関西方面に就職。
30代半ばまで過ごしたが、
会社が東京支社を設けたのをキッカケに関東圏に戻っていた。
そこで、就職の世話をしてくれた山岳部の先輩・
二ノ宮元の自宅を訪問する。
二ノ宮は2年前に山で遭難して亡くなっており、
線香を上げようと考えたのだ。42歳の未亡人・
真央が応対してくれた。彼女は喪服姿でよく似合っていた。
首筋がすらりとして、面長で鼻筋が通っている。
大きな目は優しげで、柔らかい印象を与える。
長い黒髪は綺麗に結い上げていて、喪服のせいだろうか、
うなじの白さが眩しいほどに目立っていた。
誘われるがままに手料理をご馳走になり、
家に泊めてもらうことなった継男。その夜、
仏壇の前で真央が淫らな姿になってオナニーしているのを目撃する
。「私のここを誰かに、目茶苦茶にされたい。あなた」。
そんな声を聞いた継男は……。