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ロイロノートのICT“超かんたん”スキル ーエキサイティングな授業が明日スグできる!
和田誠
井上嘉名芽
小木曽賢吾
黒川智子
澁谷洋平
松下直樹
(株)LoiLo
荒谷舞
市野嘉也
梅下博道
岸名祐治
熊井允人
後藤健太
駒田健志
斎藤真彦
田中栄太郎
塚本伸一
仲野和義
中村大志
平尾勇樹
藤原圭哉
三宅由万
森田亜紀
出版
時事通信出版局
, 2022-08-30
主題
Education / Student Life & Student Affairs
URL
http://books.google.com.hk/books?id=tWuAEAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
※
この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読む
ことに適しています。また、文字だけを拡大することや、
文字列のハイライト、検索、辞書の参照、
引用などの機能が使用できません。
はじめに―自由に直感的に使って、「子ども主体の授業」
を実現しましょう!
■「こんなこといいな、できたらいいな」
を実現する授業支援アプリ
子どもの頃、『ドラえもん』を見て、「どこでもドア」や「
タケコプター」
などがあったらいいなと思ったことはないでしょうか。
本書で扱うロイロノートとはどんなアプリなのか一言でいうならば
、そんな『ドラえもん』
に出てくる道具が教育現場で具現化したもの、と私は答えます。
私がロイロに出合ったのは、2016年頃のことでした。
今では全国で毎日数百万人のユーザーが使用しているロイロですが
、
当時はまだごくわずかな一部の学校や教師のみが利用している時代
でした。教師から子どもたちにカードを送る、
子どもたちが提出箱に提出する、
などのごくシンプルな機能しかなかったものの、「
子どもたちが考えて提出した回答をクラス全体に瞬時に共有できる
機能」と「直感的で分かりやすい操作感」などが非常に魅力的で、
「
これがあればすべての教師の授業のレベルが大幅にアップするに違
いない」と確信し、即座に導入を決めました。
その後、ロイロは機能をどんどん拡張し、
共有ノートやシンキングツール、テストカードが実装され、
教師の「こんなことをしたい」
という願いをかなえられるツールとして進化し、
GIGAスクール構想の実現とともに、
全国の教育現場で広く浸透しました。
■ロイロの達人の教師たちのノウハウを紹介してきます
現在も、ロイロの機能はアップデートされ続けています。しかし、
ロイロの幹の部分はずっと変わっていないと思います。
子どもと教師が自由に能力を発揮し、
主体的に学ぶことをサポートするためのアプリ。そして何よりも、
失敗しながらも次々とチャレンジしていき、よい意味で「
ゆるい雰囲気」のもと教育を楽しむ。これがロイロの魅力であり、
過去も現在も、そして未来も変わらないでしょう。
本書は、そんなロイロ社から公認された「
ロイロ認定ティーチャー」をはじめとした22人の達人たちが、
日々の教育活動で磨いてきた実践を紹介するものです。
■自由に、失敗しながら使っていきましょう
そう聞いて、「達人」が紹介する実践は、
ICTの素人には難しいのではないかと身構えた人もいるかもしれ
ません。ご安心ください。本書の著者陣も、
かつてもICTの初心者でした。ですから、本書では、
ほとんどICTを使ったことがない方でも、
かんたんに授業に取り入れられる実践を紹介していきます。
読者の皆様には、まずは、あまり難しく考えず、
参考になる部分から教室で試してみてほしいと思います。
ロイロは、あくまで手段です。使う目的は、
子ども主体の授業を実現すること。この目的を達成するためなら、
使い方は自由で、ときには失敗したって構わないのです。ぜひ、
このことを念頭に、授業づくりを楽しんでほしいと思います。
きっと明日から教室で見える景色が、
ちょっと変わってくると思います。
ーロイロ授業デザイントレーナー 和田誠