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べトナム姐ちゃん
註釋1963年に発表され、三島由紀夫、吉行淳之介らの賞讃を浴びたデビュー作「初稿エロ事師たち」のほか、万博に向け急ピッチで造成が進む大阪で、人間の“死に方”におのれを賭けた男たちの生き様を描く中篇「とむらい師たち」、死地ベトナムとの往還を続けるアーミーたちにロハで体を与えるベトナム姐ちゃんが横須賀の町を闊歩する表題作など、軽快な語りが充溢する十六篇。