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年森瑛
出版
文藝春秋
, 2022-06-22
主題
Fiction / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=vWt2EAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
選考会で異例の満場一致! 第127回文學界新人賞受賞作 松井まどか、高校2年生。 うみちゃんと付き合って3か月。 体重計の目盛りはしばらく、40を超えていない。 ——「かけがえのない他人」はまだ、見つからない。 優しさと気遣いの定型句に苛立ち、 肉体から言葉を絞り出そうともがく魂を描く、圧巻のデビュー作。 ★★★ 文學界新人賞・全選考委員激賞!! ここには誰のおすみつきももらえない、
肉体から絞り出した言葉の生々しい手触りがある。——青山七恵 安易なマイノリティ表現への違和感の表明であり、
同時にそのような表明の安易さへの批判でもあるという点で、
まさにいま求められる文学なのではないか。——東浩紀 本作には紛うことなき現代を生きる人間が、
そして現代がぶち当たっている壁が克明に描かれている。——
金原ひとみ 世界が傷つくとみなす事項に対する、最初からの「傷ついてなさ」
が、ぐっとくるのだ。——長嶋有 満場一致の受賞となり、今後の活躍を楽しみにしている。——
中村文則 主人公にとって、また小説にとって、とても重要なもの、
安易に言語化できないものたちが、物語の力によって、
この小説の中に確かに存在している。——村田沙耶香