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黒猫はしっぽで甘える
註釋「会うたびに、好きになったんだ…」 小説家の坂口は悩んでいた。弱った子猫を引き取った縁で、家に遊びに来るようになった隣人の高校生・和哉からいきなり告白をされたからだ。子供の戯言だとは思うが、普段は無口なくせに、耳を真っ赤にして不器用な恋心を伝えてくる和哉を可愛いと思ってしまった。だけど――大人の好きは、SEXも含まれるんだぞ? 武骨な小説家と人見知りな高校生の不器用な甘い恋。